大田区で屋根工事するなら屋根工事の種類を理解しよう!大田区の屋根工事の種類について解説
大田区は閑静な住宅街の広がっている地域も数多くあります。
一戸建てが軒を連ねているエリアも少なくありません。
しかし屋根は劣化していくものなので、定期的に屋根工事をする必要があります。
ただ、屋根工事と一言で言っても屋根工事には種類が様々あります。
ここでは屋根工事の種類や素材について解説します。
それぞれの特徴を把握したうえで、何が自分たちに適しているか考えましょう。
大田区で屋根工事するなら屋根工事の種類を理解しよう!大田区の屋根工事の種類について解説
屋根工事のなかでも全体的に施工する場合、大きく4種類に分類できます。
それぞれ工事内容や目的が異なります。自分たちの目的に合った工事を選択しましょう。
屋根工事の主要4種類を紹介
葺き替え工事とは屋根材と防水シート・下地木材と表面とその内部を、すべて交換する工事になります。
すべて交換を行うことになるため、屋根工事のなかでもっとも大規模です。
葺き替えは屋根材や下地の劣化が深刻な場合に行われます。
一般的に屋根材は20~40年、下地も30年ほどが限界といわれています。
寿命を超えると防水性が失われ、雨漏りなどのリスクが生じるのです。
葺き替えをして屋根を新築同様の状態にすると、当面メンテナンスの必要がなくなります。
葺き替え工事
葺き直し工事は、いわゆる補修工事になります。いったん表面の屋根材を取り外して、防水シートや下地木材などを、必要に応じて補修や交換する工事です。作業が完了したら、元の屋根材を敷き直して終了です。
屋根材はそのまま使いまわすので、葺き直しと比較して費用を安く抑制できます。
しかし一方こちらの工事は、屋根材を選びます。
原則瓦屋根だけで、スレートやトタンなどの屋根では不適合になりますので、注意しましょう。
日本瓦は少なくても50~60年程度は持つ素材なので、下地だけを新しくすれば性能は回復できます。
葺き直し工事
カバー工法は重ね葺きとも呼ばれる工事で、既存の屋根のうえから新しい屋根をかぶせる工法です。
屋根の撤去作業がないので、工期を短縮できたり費用の圧縮ができたりします。
葺き替えや葺き直しと比較してコストカットできるのが一般的なものの、例外もあります。
それはカバー工法で屋根を取り付けた後で、雨漏りなどのトラブルが起きた場合です。
二重構造になっているので原因を特定するために、新旧両方の屋根をすべて取り外さないといけないこともあります。
そうすると費用が高額になってしまうでしょう。その部分も考慮して検討しなければなりません。
カバー工法
屋根材に新しく塗料を重ね塗りする工事です。新たに塗膜を構築することで、屋根材を雨風などの刺激から守れます。
屋根材の寿命を延ばす効果が期待できるでしょう。
しかし下地に対しては何の影響もありません。
もし下地が劣化して寿命を迎えつつあるのなら、服替えや葺き直し工事が必要になるでしょう。
また住宅の外観に飽きてしまったのであれば、塗り替えすることでイメージチェンジを図れます。
塗り替え工事
屋根工事には全体をリフォームするために、4種類のアプローチのあることはすでに紹介しました。
このなかでどの工事をお願いするのがベストか、比較していきます。
ただし費用面について、これは30坪程度の住宅を公示した場合にかかるコストと考えてください。
大田区での屋根工事を種類別で比較
屋根工事を依頼するにあたって、やはり気になるのは費用でしょう。
費用で比較すると、最もかかるのは葺き替えです。
屋根材と下地のすべてを補修・交換するからです。おおよそ140~200万円といったところが相場になります。
100万円単位の費用負担になるのは、覚悟しておきましょう。
次にかかるのが葺き直しです。屋根材の瓦はそのまま温存して、下地のみの修繕なので70~100万円程度が相場です。
カバー工法の場合葺き替えや葺き直しと違って、廃棄物が生じません。
既存の屋根にそのままかぶせるからです。
そのため80~120万円が相場です。
物件によっては葺き直しよりも費用が掛かることもあるので、慎重に検討しましょう。
屋根材や下地をそのままに塗り直すだけの塗装工事であれば、ほかと比較してかなり安上がりになるでしょう。
相場は40~80万円くらいだと考えてください。
費用で比較
できることなら早めに工事を終わらせたいと思うのであれば、工期で比較して工法を選択するのもひとつの考え方です。
短期で完了するのは、カバー工法もしくは葺き直しです。
カバー工法は5~10日、ふき直しも7~10日もあれば完成します。
一方大規模工事の葺き替えの場合、10~15日程度かかると考えましょう。
また意外とかかるのが塗装工事です。
葺き替えと同じくらいの工期が必要です。
塗装する際に3回重ね塗りをします。
しかも前に塗った箇所が完全に乾くまで待たないといけないので、日数がかかってしまうわけです。
工期で比較
屋根工事と一言でいっても、さまざまなアプローチがあります。費用や工事内容がいずれも異なるので、自分たちのケースに合致する工法を見つけましょう。工事の種類によって倍近く費用の異なることもありえます。
大田区ではリフォーム工事をするにあたって、屋上緑化・壁面緑化助成制度などの、助成金や補助金を行っている場合もあります。
このような制度を活用して、負担軽減できないか大田区のホームページを確認したり、業者に相談したりしましょう。
大田区にお住まいの方、屋根のメンテナンスは重要です!